物語

◯◯は、あなたの名前

今ここで出会えたのに、

なに情けない顔してるの?

また、誰かのせいにしているんじゃない?

〇〇氏は何のためにここにいるんだ?

『やりたい事もない..』

『したい事もない..』

『生きる意味もない..』

そんな、ないないないのキミを誰が否定するんだ?

否定しているのは〇〇氏自身だろ?

『完璧を求めたらいけない。』

『中途半端で何が悪い。』

『立ち向かわないで、逃げたらいい。』

ただ生きていいんだって

生きる事に意味がないと、生きていけないのかい?

これだけの人間(ヒト)がいれば、

意味があっても、かすんでみえるだろ?

じゃあ、何で生きているかって?

そんな悲しい顔をするなよ。

今の気持ちは〇〇氏を悲しませているけど、そんな気持ちを持つ人間(ヒト)に寄り添えるのは、ボクじゃない、〇〇氏だよ。

今の気持ちを受けとめようとしてる〇〇氏なんだよ。

こんなボクを必要としてくれた〇〇氏なんだよ。

生きていたら、何かあるって無責任かも知れないけど、、、そんなもんなんだよ。

〇〇氏を今求める場所が、違うだけ。

与えられた命が尽きるまで、誰かに求められる事をやり遂げなよ。

そんな人生もあって良いんだよ。

また、話そう…。

また、立ち止まったらこの話を読んで。

ボクはいつでも、ここで待ってるから。

[第8話]